願望実現のメソッドを習得したり、様々な本を読んで知識を得たりすると、ふと、自分はどこらへんまで理解しているのだろう?まだ初心者?中級者?そろそろ達人?と、自分の立ち位置がどこらへんなのか、気になる瞬間ってありませんか?
自分は、この難解なスピリチュアル的な世界を、どこら辺まで理解できているんだろう?
そんな疑問に、明確に答えてくださる方の記事を発見したので、シェアさせてください。それは、以前にもご紹介させていただいたEARTH GYPSY(あーす・じぷしー)にも書かせていただいてます、著者まほさんのブログより。
人生には3つの段階がある!「好きなことをやりなさい」は万能薬ではない。
私たちが、今どの人生を歩いているかで変わってくるのです。今どの人生を歩いているか、それは頭(思考)の人生ー、こころの人生ー、たましいの人生ー、大きくこの3つに分けることができます。
なほさんが解説する①頭の人生とは、私の解釈では、願望実現の初心者さんを指していると思います。
初心者さんは、願望達成のできない理由を考えたり、好き、嫌いを頭で考えて判断し、行動するので、「好きなことだけをしなさい」や「ありのままの自分でいいよ」というポジティブすぎるメッセージは、有効ではないようです。
なぜなら、頭の考えが強い原因の一つに「封印したネガティブな感情」があるからです。トラウマは、せっかく封印できたネガティブな「感情」を、みられないようにと、巧みにコントロールするからです。
その反面、その感情は常に癒されたくて、同じようなトラブルを目の前に引き寄せようともします。自分でも意識していないところで、同じようなダメ恋愛を繰り返したり、人間関係をこじらせたり、幸せから逃げようとする行動は、まさにこれにあたります。
その悲しみを思い出したくない思考と、癒して欲しい潜在意識が戦うので、ここに相当なストレスが生じるのです。ポジティブすぎる思考に腹が立ってしまうのも、このストレスが原因です。
「なんとなくうつうつとした気分を晴らしたくて」とか「今の現状を変えたいから」という考えがきっかけになって、願望実現メソッドや引き寄せの法則などに触れても、頭から否定するか、最初はうまくいっても本願が叶わない、など様々な理由をつけて、途中で辞めてしまうのです。
では、この状況から打破するには?
自分の感情にとことん向き合うのです。20代後半から30代は、親元から離れ、母船ともいえる生命エネルギーから切り放たれるので、何らかの問題に直面してから、自分が封印してきた感情に向き合う時期がやってきます。
このプロセスを無視すると、次のステップに行けません。次のステップとは、②心の人生、私はこれを中級者と理解しています。
願い事がどんどん叶ってくる。視点を変えるだけで、人生が180度変わってくる。引き寄せなんて、ほぼ当たり前。世界は自分で作っているんだ!と、自分の尊さ、自由、価値を知り、強く生きていけるプロセスです。
なほさんによると、この期間にも、波はあり、「わかった!」と感動して涙をすることもあれば、自分では全く気が付かなかった過去のトラウマに出会うこともあります。そうしてつまり詰まった感情の便秘を解消していくのです。
そのプロセスを過ぎた頃には、もう「求める」ということに意味を持たなくなってしまいます。そこまでくると、達人であり、③スピリチュアルに生きる人であり、ザ・チケットの108さんによる「立場に立つ」というステージです。
全てが必要なことが起きることを理解し、いつも最善なんだと知る。好き、嫌い、わくわく、そんなことも超えて、もっと大きな感覚で生きるステージ。
世界は自分が創っているんだーっていう感覚から、大きな世界に包まれ、私は生きているんだ、絶対安心の感覚の中で生きる、という世界。
ここまでいくと、視点を変えるのではなく、感覚です。感覚が違ってくるから、言葉でなかなか説明できなくなってくるんですが、さすがなほさん!言葉でわかりやすくまとめてくれています。
スピリットで生きるというのは、人生を創るぞ!という気合もなく、ただゆらゆらと安心という海の水面にただよう感覚で、諦めに近い感覚でもあるが、そこにはネガティブさはなく、「あぁ、もう、すでに幸せだったんだなー」という、中に溶けていく感覚なんだそうです。
そうそう!これ!
私がストレスクリアを受けた瞬間、その感覚は、まさにこんな感じでした。心配事なんて全くなくて、嫌なことさえも、愛おしく感じる感覚。すべてがマル、だから欲することがなくなってしまって、一瞬、ポカーンとしちゃいます。笑えるくらい普通、けれど感覚が幸せ。叶わなくたって幸せ。
なのに、すぐ後に再発した子宮筋腫による痛みが引きおこると、エゴに一気に引き戻される。それが自分の中でもやもやしていました。せっかく一瞬でも何かつかめた気がしたのに、迷いに引き戻される感覚。振り出しに戻ってしまったような残念感。
なんだろうなーって思っていたら、これもまたなほさんのブログに解説がありました。
実は順番はない。
これまた、なほさん曰く、この3つの人生の中を私たちは行ったり来たりを繰り返して、上昇していくんだそうです。
3つの人生は、その人の魂によって自由に選んでいて、マインドの人生からはじまって、頭の人生で終わる人もいれば、はじめからスピリットの人生を歩く人もいる。それぞれの人生を行ったり来たりする人も多いでしょう。一つだけ言えるのは、みんな最後はスピリットへ還ってゆきます。それは、もと来た場所だから。(引用:人生には3つの段階がある!「好きなことをやりなさい」は万能薬ではない)
頭がシェイクされるくらい、激しく首を縦に振ってしまいそう。納得です!全てが愛だと知ることができても、エゴに引き戻されたり、行ったり来たりはするけれど、決して振り出しに戻ったわけではなく、気づきを増しながら、スピリットに生きることにシフトしていくんですね。
私は、ストレスクリアという方法で、自分を深く掘り下げ、絶対に向き合いたくなかった小さな頃に、親に捨てられそうだった記憶に向き合いました。それまでは、自分一人で向き合おうと思い、インナーチャイルドワークなど、本を買って挑戦してもいたのですが、隠れて出てこようとしない感情は、自力では決して表面化できないようプログラムされているようです。ここは、できれば専門家の力を借りたいもの。
悟ったように生きる人は、そのきっかけには、生命を脅かすほどの出来事や臨死体験を経験する人がいて、変化は速いですが、死と直面するだけに、この方法は危険を伴いますよね。
エゴというラスボスを倒すためには、良薬は口に苦し、ストレスとだいぶ向き合う過程が生じますが、ここの作業は、まついゆうへいさんのオーディオ教材でも、できれば早いうちに撃退するべきと、様々なメソッドが紹介されています。いずれはクリアしなければいけない課題ですが、一気に全部吐き出すことは、それほど臨死体験級の衝撃になりかねないので、エゴに戻ったり、気づきを得たりと、波を描きながら、それでも徐々にスピリットで生きる時間を増やしていく方法が良いですね(〃∇〃)