いつも「ふわっと」したお話ばかりをしている当サイトをご覧いただきありがとうございます。今日のタイトルは少し過激ですね(/ω\)
ほぼ個人的な体験や見解ばっかり書いているのですが、昨日の「緊急事態宣言」を聞いて、大阪に住む私もコロナショックはリアルに直面しております。
とはいえ、いつもほぼ家での仕事なので、日常に変わりはありません、ですが、仕事は当たり前ですが、激減です。フリーターなので、補償もありませんが、書き続けることが私の使命だと思って、
今日は、わたしの小さな経験ではありますが、有事に陥った時の「借金について」を、ここでシェアさせていただけたらと思います。文章なので、読み手側のコンディションもあり、私側のミスで、誤解を生むかもしれない、という不安もあり、今までこれを書いてこなかったのですが、少しだけ勇気、出してみました。これを読んで救われる方がいれば!
借金返済の優先順位は、一番下でいい
まずは、自己紹介ですね。はい、わたし、20代前半に300万円の借金を背負わされた、というか、詐欺にあって、300万円の借金をしてしまった経験があります。
経緯を書くと、本当に恥ずかしいのですが、私は普通にOLをしていたころ、その頃に付き合っていた彼が急に海外に行って、不安になったタイミングに、ふと「自分の腕で食べていけるようになりたい!」と強く思うようになりました。
とはいえ、自分に何か特技があったわけではないのですが、とりあえず仕事はすぐに退職し、開業資金を得るために、手っ取り早く、夜の店で働くこととなりました。
そこで知り合った「経営コンサルタント」という肩書の男性。
オーナーやママ達ともすごく仲良い雰囲気にみえたので、完全に信用しきって、自分の夢について語っていたら、「僕は専門家だよ」と、国の助成制度や融資の話を教えてもらい、「自分の言ったとおりにすれば、二十歳の君でも、1000万円は手に入るよ」と言われて、その場のノリもあってお願いすることにしました。
約束の日、少し薄暗い喫茶店での作戦会議。「商売をしているようにお金の流れをみせなくてはいけないので、この通帳にまずは30万円入金してみて、後で全部返ってくるから安心して良いよ」と言われ、「30万円も持っていません」と伝えると、「僕がお金の借り方を教えてあげるよ」と、町の消費者金融(ア●ム、プロ●スなど)に連れてゆかれました。
しかも、一日で一気に回れば、信用情報機関に登録されて怪しまれるので、と、1週間に一度、消費者金融へ。
はじめは抵抗していたのですが、「これは僕が預かるだけ、ちゃんと戻ってくるお金だし、金利だけ支払っておけばいいじゃない」と言われて、あ、そっか、と納得し、せっせとお金を借りては、その口座に入れました。
そして、私は1000万手に入ったらカフェをしようと、お店のお客様だった「建築士」と名乗る人に、お金がもうすぐ入るから、と相談し始めると、話している間に、その人の顔色が曇ってゆき、「お嬢ちゃん、多分それは詐欺や」と言われました。
私は「そんなことはないよ、ママとかとも知り合いの人だし、信頼できるから」と突っぱねてみたのですが、実はその頃から、そのコンサルタントの人は飲み屋に来ることもなくなり、電話をしても、なにやらすぐに切られる。
あるタイミングから、まったく電話がつながらなくなったので、不安になって、ママに相談してみると「え?ただのお客さんやから、そんなに知らないけれど」だと!
そこでやっと「騙されたー」と気が付いたのでした。
そのことを「建築士」さんに嘆いて電話をしたら、とりあえず家に来い、と住所を渡され、私はもうすがる気持ちで家を訪ねると、、、そこが、、、まさかの、、、今でいう「反社会的」なところの、組長さんでした、はい(涙)
しかし、彼は、一晩かけて、私の意識改革をしてくれて、「とにかく、騙されたくなかったら、騙す方法を覚えろ。そしたら二度と騙されることはなくなるから」と、アングラ系の本を数十冊ほど。そこには騙しの手口が詳細に記されていて、読み進めるうちに、はい、わたしがまんまと引っかかった手口もありました。
(その方は、私と出会ったとき既に癌に侵されていて、余命3ヶ月でしたが、その後急変し、亡くなられました。本当の肩書は私にはわかりませんが、今でも彼は私の恩人ですし、彼の考え方が人間の心理のようで、スピリチュアル的な考え方にも大いに勉強させられました。)
なぜこんなにも簡単に騙されたのだろう
学生として、OLとして、人から指示を受けて動く、という社会人的な脳みそだったので、疑うことを知らず、それまでは「有能なボス」に指示を貰うことが全てでした。なので、肩書をみて、お金を生み出す方法を指示してくれる、それだけで、コロッと騙されたのです。
笑いますよね、本当に情けなく思うのですが、この心理は、全ての人が持っています。自分で考えて動いたことで失敗したらどうしよう、それだったら指示を貰って動いていたほうが、楽だよね。
平和な時はそれでOKですが、有事の今、それではダメなんです。
自分で考えて、自分で動く
これが本当に大切な世の中に変わっていくのだと思います。
さて、少し話がそれましたが、私がその時とった「借金返済の方法」について、お話させていただきますね。
金利だけ払う、とにかく貯金にまわす、まとまったお金で、元金のみ返済を交渉する
コンサルタントに言われて利用した会社は、一応、世間的に名の通ったところでした。返済期限が過ぎても支払わないと、督促の電話が鳴りやまなくなりますが、利息だけを支払っておけば、とりあえず連絡は来なくなります。
この督促電話が精神衛生上、あまりよろしくないので、とにかく利息だけは支払います。とはいえ、複数の会社に返済するので、利息だけでも毎月3万円ほどは支払っていました。生活費を支払って、残った3万円ほどをひたすら貯金していました。
もちろん、ここで支払った額は、きちんと記録をつけていきます。
ある時、10万円借りている会社への利息の支払いが4万円くらいまで行った時、6万円を握りしめて窓口に行きます。
「他にも借金があり、弁護士に相談しに行っても、自己破産をすすめられていて、悩んでいます。親からも自己破産をすすめられているので、その流れになると思います。ご迷惑をおかけすることとなりますが、こちらの借金額は少額なので、少しでも迷惑をかけないようにと、元金分だけは持ってきました。もし元金のみで完済の扱いをいただけるようでしたら、今日、お支払いできます」と伝えました。
当たり前ですが、できません、と言われ続けたのですが、のらりくらりと話をしているうちに、「では、元金のみの返済で手続きします」とのことでした。
これをまとまったお金ができるだびに、一つずつ返済をしてゆきました。
もちろん、元金のみはNGという会社もありましたし、そこは金利のみの支払いもNGだったので、相手側に訴訟を起こしてもらいました。裁判所からの通知もあり、欠席していると、意見書みたいなものを書かされるので、「月々5000円しか支払えません」と書いて送ると、そこで金利はストップし、元金を分割で支払う、という取り決めを交わされるので、それを支払っていくだけとなりました。
他にも、裁判所から差し押さえの人はやってきましたが、「担保になるものがないですね」と言って何もとらずに帰ってゆかれました。
この出来事から、何を知れたのか。
「ない袖は振れぬ」が最強
ということです。
もちろん、これは、人から借りたお金に対しては、絶対することではないと思っています。しかし、銀行や金融会社、お金を貸すことを生業にしている人たちに対しては、これは商売であり、あなたの信用に対してお金を貸したのであって、あなたが返済できなくなったのも、それは信用調査の不備であり、困るものではありません。
しかも、一定程度の返済不履行があっても、税金の面で優遇されるので、返済ができない人もいることぐらい、想定内のビジネスです。(公的な手段を使って自己破産することも同様です)
なので、「お金で死ぬことは絶対にない!し、死んではいけない!!!」と、強く思うのです。
先日、ホリエモンが「コロナでの死亡率より、GDPが下がったときの自殺者数のほうが多い」とyoutubeで話で物議をかましていましたが、これを見て、どうしても、伝えたいのです。
「お金で死ぬことはありません!プライドが追い詰めるのです。そんなプライド、捨ててちまえ!」と。
家賃の支払いも、不安に思う前に、まずは大家さんに交渉してみてください。全額は難しければ、今月は半額でお願いしますとか、相手も人なので、交渉するくらいは大丈夫だと思います。(政府からの補償がはいれば、支払います、でもいいと思います)大家さんにも生活があると思うのですが、今はみんなが有事なので、受け容れてくださる方もおられるかもしれません。
実際、私の友人は、阪神大震災の時、1年ほど無償で家を借りています。
お金がないということを伝えることが恥ずかしい、なんて、そんなプライドも捨ててちまえ!です
補償が融資しかないのか?!と思う前に、融資を選択してみて!
お金を借りたら、返さなくちゃいけないじゃん、と思われている方。わかります。わかりますが、今は有事の時なので、もしお金を借りることができるのであれば、しかも公的に、無利子なのであれば、挑戦してみてもいいと思います。
お金の返済のときに思いましたが、まとまった現金は、手にしていると精神的な安定につながります。安定は生産性に変わります。使わなくてもいいのです。いや、使わなくていいように、他で努力しようとも思います。
お金はまた稼げばいい、このまま死んだらまさに「地獄」です
そんなこんなな経験をしているので、実は、スピリチュアルな世界に対しても「どんなけ本当なん?」「どんなけ実現性があるの?」と、様々な説を検証してきました。このサイトにも、目で見て体感したことや、実際に経験できたことしか書いていません。私はきっと、思った以上にリアリストです。
最近では、人の魂は「電子」だと思っていて、死んだら天に召される、、、より、地球の大気圏に戻ると思っています。
しかし、これは、自殺したものには、当てはまらないと思っています。
人の想念は、重みです。人は自殺するときには、それ相応の覚悟と念があり、その念だけが人間界に残る、それが幽霊だと思っています。
人は物体である限り、何かをやり残したとき、もしお金なのであれば、お金を稼ぐことができるし、恨む人がいるなら、文句も言える。
しかし、人が物体を離れたときに、それは叶わなくなります。お金を稼ぎたくても、身体がありません。恨む人に伝えたくても、あなたの声は届きません。
ずーっと無視をされ、もう一度死にたくても、もう死んでいるので、死ぬことができません。
生きている時より、ずっと苦しむ世界、私はそれが本当の「地獄」だと思います。
苦しくても、人生を全うした人は、きっと、ふわっと大気圏に戻り、そしてふわっと新しい人間に戻ることができるかもしれません。
ここら辺は、ファンタジーであり、私の空想の域をでませんが、天国と地獄は、単純にこんな世界なんじゃないかな、と思うのでした。